みなさん麹を買われるのは、スーパーやネットが多いでしょうか。
そもそも麹を買う機会は少ないかもしれませんが、麹菌は国菌と言われるほど日本食には欠かせない菌です。
麹は買わなくても、麹から作られる醤油、味噌、酢などは食卓には欠かせないですよね。
今回は、スーパーやネットでのお買い物では感じられない、麹の歴史に思いを馳せられる高木麹商店についてご紹介します。
石川県金沢市東山。
ひがし茶屋街から少し外れた閑静な住宅街に高木麹店はあります。
右奥の黒っぽい建物が、高木麹商店。
江戸時代から190年続く、市内唯一の老舗の麹屋さん。
「建物、道具、製法に至るまで、創業以来受け継がれてきたものを大切に」とあるように、歴史を感じられるとても趣ある店構え。
金沢市指定保存建造物にもなっています。
雰囲気のある暖簾を潜ります。
暖簾を潜ると、商品が並びます。
店内には、年季が入った杉桶が置いてあり、こちらも代々大切に受け継がれている道具なのでしょうか。
機械化が進む現代、一つひとつ手作りで製造されているのも素敵です。
店内は無人状態なので、チリンチリンと鈴を鳴らします。
店先には置いてないですが、今回お目当ての糀を注文します。
糀は計り売りでき、500g (税込648円)購入。
支払いは、キャッシュレス対応で近代的。
ですが、キャッシュレスの機械操作に対応していない、ご高齢の店員さんw
てんやわんやしながらも無事支払いを済ませます。
石川県産コシヒカリを杉桶で蒸し、石室で製造した白糀。
冷蔵庫で保存し、賞味期限は2週間。
塩麹や甘酒、玉ねぎ糀などにしてあっという間になくなってしまいました。
日本食文化に触れることができる高木麹商店オススメです。
ぜひ、ひがし茶屋に遊びに行った際には立ち寄ってみてください。
コメント