医者と結婚したい人
＊医者と結婚して玉の輿に乗りたい
＊医者と結婚して優雅な生活を送りたい
という疑問にお答えします。
医者の主人と結婚しており、主人と私の友人や病院関係の方で医者と結婚した夫婦の話から考察します。
医者の平均年収のデータ以外にも、主人や友人の事例も挙げているのでリアリティがあると思います。
医者と結婚することについて、前半部分で「玉の輿なのか？」について、後半部分で「安泰なのか？」について述べていきます。
「医者と結婚しても玉の輿には乗れないな」ということが分かると思います。
医者と結婚したら玉の輿！？
「医者と結婚したら優雅な生活ができる」と想像する人は多いです。
医者は職業別平均年収ランキングでも上位にランクインします。
実際、友人からは「ひーちゃん家はお金があるからいいよね」と言われます。
しかし、主人も私も一般家庭の育ちなので、とても平凡な生活を送っていると思います。
では、平均年収から贅沢に使える余剰資金を考えてみます。
医者の平均年収は
医者の平均年収は1169万円。
これは、厚生労働省「2019年賃金構造基本統計調査」から試算した、医師（従業員10人以上の職場に勤務する者）の平均年収の数字です。
社会保険料や税金が引かれるので、手取り額は800万円程です。
月額にすると、66万円程です。
医者と結婚しても優雅な生活は難しい
総務省統計局（2020年）のデータから、4人暮らしで家賃や住居費を除いた生活費の平均はだいたい33万～34万円といわれています。
さらに家賃10～15万円程加えると、月の生活費は50万円近く必要になります。
医者の給料の月額から生活費50万円を引いた金額はおよそ15万円です。
将来のために貯金することを考えると、本当に自由に使えるお金は数万円程度です。
医者と結婚して、ブランド品を買ったり、高級ランチに行って豪華な生活を送りたいというのはなかなか難しいです。
私は主人から「幸せにするけど、結婚しても贅沢な生活はできないよ～」と言われていましたｗ
医者と結婚したら将来安泰！？
「収入が安定していて魅力的」と思われるかもしれませんが、そうとも限りません。
勤務先によって年収が数百万単位で変わります。
生活レベルを上げてしまうと、異動で減収になり赤字になってしまう医者もいます。
わが家は生活レベルは上げず、平均的な生活費で暮らしています。
勤務先によって収入が激減
医者は高収入で安定しているとは限りません。
開業医やフリーランス、医局人事での勤務医、病院との直接契約での勤務医などいろいろいます。
特に若い内は医局に属していろいろな病院を回って経験を積むことが多いです。
医局人事の場合、異動した先の病院次第で収入が乱高下します。
以前勤めていた総合病院で、30歳代半ばの仲の良い先生がいました。
給料やボーナス日には、普通に金額も見せてくれていましたｗ
その時の年収は1300万円。
それから半年後、医局人事で民間病院へ異動になりました。
異動になってから話をしたら、月収40万になり、夏のボーナスは5万円だったみたいです。
（※ボーナスについては4月に異動したばかりだったということもあると思います）
主人も医局の人事で動いています。
医局から異動先の院長に交渉などもしてくれるみたいですが、病院によって年収が100万円単位で上がったり、下がったりしています。
ちなみに、大学病院というと花形なイメージですが、給料は月30万円くらいだったそうです。
大学病院だけの給料では少ないので、外来の枠がない時は上司から言われた病院でバイトをしていました。
主人は、3つバイトを掛け持ちして頑張っていました。
奨学金の返済がある場合も
支出面では、長期間奨学金の返済がある医者もいます。
主人は国公立の医学部に現役で合格し、留年もせず最短で医者になりましたが、今も毎月こつこつと奨学金を返しています。
国公立でストレートで医者になった主人でもこんな感じです。
留年や浪人した医者は多いですし、これまでに聞いた中で最高は13浪の先生です。
さらに、私立の医学部だと2,000～5,000万円程かかるので、医者になるまでに想像できない金額がかかっていそうです。
医者と結婚した友人は、「収入があっても奨学金の返済があってね…」と苦い顔をしています。
医者と結婚して玉の輿に乗れる可能性もある！
医者と結婚して玉の輿に乗れることもあります。
それは、親も医者や経営者の場合です。
実際親が経営者の場合、5000万円程かかる私立の医学部を卒業さしてもらい、本人も奥さんもベンツに乗って裕福な生活を送っています。
しかし、親が医者などの場合は、結婚相手に女医を要望されたり、ハードルは上がると思います。
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