「妊活したいのに夫が非協力的」というのはよく見聞きするフレーズ。
我が家は、主人が非協力的ではないものの、妊活に対してのんびり屋さん。
のんびり屋の主人と、年齢のこともあり焦ってせっかちな私との間で、初めは妊活に対してズレがありましたが、不妊治療の結果タイミング法で授かることができました。
今回は、妊活に対する夫婦間のズレについてです。
結婚当初は、結婚して一緒に暮らせることへのワクワク感でいっぱいの方が多いと思います。
数ヶ月して、2人の生活が落ち着いてくると自然と子供を意識するようになってきました。
友達からは妊娠のことを聞かれたり、家族には子供を楽しみにしていることを話されたり・・・期待してくれていることが嬉しい反面、結婚期間が長くなるにつれプレッシャーも出てきます。
子供のことについて聞いてこない人に対しても、「きっと気を遣ってこないんだろうなぁ」と妄想し、勝手にプレッシャーを感じていました・・・w
そのようなプレッシャーに対して、「いろいろな家族のあり方があるから、子供がいなかったらいなかったでいい」と自分を落ち着かせてもいましたが、そんな時不妊治療をしていた友達から妊娠の報告!
不妊治療を頑張っていたことを知っていたので嬉しい反面、自分に対しては劣等感。
子供ができないことを正当化して強がっていたけど、「やっぱり自分は子供が欲しいんだなぁ」と気付きました。
結婚して1年を過ぎても妊娠することなく、年齢も30を過ぎているので不妊治療を考えるように。
友達でも不妊治療をしていた子が何人かいたので、なんの抵抗感もなく「不妊治療専門病院へ行こう」と思いました。
しかし、主人に提案してみると「そんなに焦らなくても」との返答。
結婚前から主人は、「子供は得意じゃない」「結婚したらいずれか子供は欲しいかな」と、元々子供には積極的じゃない様子。
私も「2人の生活も楽しいし、このまま2人の人生でもまぁいっか」「妊娠がゴールではなく、夫婦で納得して授かり、子供を含め楽しく暮らすことが大切」と思っていたので、それ以上は何も言いませんでした。
そんなこんなでのらりくらりと過ごしている時、不妊治療をしている友達から「もし子供のことを少しでも考えているなら、今動かないと後から後悔しても遅いよ」と言われハッとしました。
看護学生時代に「女の子であれば胎児のうちに、卵子のものとである原始卵胞を作っていて、年齢とともに卵子も歳をとっていく」と習ったことを思い出しました。
悠長に考えていましたが、また焦りのスイッチがONになり、主人と再度話し合いをすることになりました。
「私は、夫婦仲良しで楽しいし、2人の人生もいいかなぁっていう気持ちもあるんだけど、子供のことどう思ってる?」と確認すると、「いずれは欲しいかな」との返答。
そして、「卵子はどんどん年取っていって出産のリスクも高くなるし、産むなら30前半がいいな」と伝えると、不妊治療に対して少し前向きなことも言ってもらえるようになりました。
主人から動き始めることはないと思ったので、さっそく自分でネットの口コミを見て病院を選択し、主人に提案。
主人の了解を得て治療を開始することになりました。
不妊治療開始までは、自分一人で焦ってしまい、のんびり屋の主人にやきもきしていました。
しかし、不妊治療が始まってからは上手くいかないことも多く、のんびりどっしりと構えている感じが、自分のプレッシャーにならず良かったなぁと思います。
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