【将来、年金っていくらもらえる?】ねんきん定期便の「これまでの加入実績に応じた年金額」が将来もらえるお金なの!?

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年金
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この間、ねんきん定期便が届いたよ。

毎年誕生月に届く、将来の年金受給額が分かるハガキだね。どうだった?

「これまでの加入実績に応じた年金額」の欄に35万円って書かれていて、少ない!って不安になったよ。将来、月々3万円しかもらえないのかな?確認の仕方もよく分からないよ。

正社員として真面目に働いて、ある程度貯金をしていれば、老後資金は大丈夫だろうとのんきにしていました。2019年、金融庁から老後2000万円問題の報告があったことをきっかけに、これまで気にしてこなかった年金について調べ始めました。将来の年金受給額が「ねんきん定期便」で確認できると知り、見てみたところ「これまでの加入実績に応じた年金額」の欄にはおよそ35万円(年額)の記載…。本当に将来35万円しかもらえないの?「ねんきん定期便」の「これまでの加入実績に応じた年金額」について詳しく調べてみました。

ねんきん定期便ってなに?

ねんきん定期便は毎年誕生月に国民年金や厚生年金の加入者に送られてきます。これまでの年金加入記録が記載されており「もれ」や「誤り」をチェックしたり、将来の年金額に関する情報を確認することができます。ねんきん定期便には下記の4タイプがあり、私が受け取ったのは50歳未満のハガキです。

ねんきん定期便のイメージはこんな感じです。赤枠で囲った部分に「これまでの加入実績に応じた年金額」があります。

拡大するとこんな感じです。私は、(1)と(2)の合計が35万円程で愕然…

「ねんきん定期便」には、「最近の月別状況」「これまでの保険料納付額」「これまでの年金加入期間」などいろいろと確認するポイントはありますが、今回は一番気になる「これまでの加入実績に応じた年金額」を中心に見ていきます。

「これまでの加入実績に応じた年金額」=将来の公的年金受給額?

「これまでの加入実績に応じた年金額」は現時点までの加入実績に応じた年金額(年額)であって、将来の年金受給額を表しているものではありません。今後の年金制度の改変や働き方の変化、これからの保険料の納付期間などによって金額は変化します。ちなみに、老齢年金の受け取りには、原則として120月以上の受給資格期間が必要ですが、この条件も無視した金額になっています。

老齢基礎年金の確認方法

老齢基礎年金は日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての方が加入するものです。この40年間すべて保険料を納付していれば、年額で約78万円(令和2年度)の満額を受給できます。

仮に現在30歳で「ねんきん定期便」を受け取ったとすると、下記のようになります。

老齢基礎年金の満額【78万円】×保険料納付済み月【20~30歳までの120月】÷加入可能月数【480月】=19.5万円

私の「(1)老齢基礎年金」に記載されていた金額と大体同じです。今後納付期間が長くなれば、金額が増えるので安心しました。

老齢厚生年金の確認方法

民間企業の会社員や公務員など、どこかに勤務している方が加入するものです。

「(2)老齢厚生年金」には約15万円(年額)の記載…あんなに高い保険料を払ってきたのに、月々1万円くらいしかもらえない…w

どうやったらそんなに少ない計算になるんだーーーー!と思い調べました。計算式ずばりこれです!

年金額=定額部分+報酬比例部分+加給年金額

と言われても、こんなの全然分かりません!これ分かるのはきっと一部の変態さんです!

私も理解しようとしましたが、分からなかったので楽をします。平均的な収入43.9万円で40年間就業した場合に受け取り始める年金額は約9.0万円のようです。詳しく知りたいかたは「ねんきんネット」の利用もおススメです。

今後も国民年金の保険料を払い続け老齢基礎年金が満額の78万円になったとしても、これまでの実績に応じた老齢厚生年金(約15万円)を合わせて年額93万円程度。月々77,500円かぁ…老齢厚生年金の額も今後の働き方で増加が見込めますが、今後子育てをしながらだと平均的な収入の43.9万円までにはいきそうにないです。それに今後年金制度が改悪され、受給額が減額されることも十分あり得ます。

50歳未満であれば「ねんきん定期便」で将来の年金額の確認することは難しいですが、老後の危機感を持つきっかけにはなりました。これから個人型確定拠出年金iDeCoやつみたてNISAの利用も検討していきたいと思います。

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