加工肉ががんの原因になるとご存知でしょうか?
ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミなど、どれも私たちの身近にある食品です。
それらを食べてがんになるリスクが上がるなんて信じられませんよね。
では、加工肉の危険性とがんとの関係についてみていきます。
WHOも認める加工肉の危険性
WHOの外部組織である国際がん研究機関のIARCの報告で、加工肉に発癌性があるとされました。
IARCの評価の基となった全世界地域の論文の赤肉摂取の範囲はおおむね一日に50〜100g。
2013年の国民健康・栄養調査によると日本人の赤肉・加工肉の摂取量は63g /日。
日本人は赤肉・加工肉の摂取量は少ないため、がんのリスクに与える影響は少ないとされています。
しかし、食事の欧米化も進んでいるため、できるだけ控えるように意識した方がいいと思います。
加工肉と癌の関係性
加工肉には、実は色々なものが添加されています。
例えばあるメーカーのハムの食品表示を見ると、以下のような物が添加されています。
ソルビトール 調味料(アミノ酸等) 酸化防止剤(ビタミンC) 発色剤(亜硝酸Na)
中でも発色剤(亜硝酸Na)は発癌性がある危険な物質になります。
豚肉にはアミンという物質がたくさん含まれています。
発色剤(亜硝酸Na)とアミンが反応すると、ニトロソアミン類ができます。
そして、このニトロソアミン類には強い発癌性があります。
ニトロソアミン類は酸性状態でできやすく、胃に発色剤(亜硝酸Na)とアミンが入ると、胃酸によってニトロソアミン類が発生してしまいます。
加工肉を減らすために
加工肉を購入する時には、発色剤のないものを選ぶようにしています。
また、加工肉を使わなくて済むメニューを考えたり、サラダチキンを作って代用するなど、できる限り加工肉を買わないようにしています。
発色剤のないものを選ぶ
加工肉の危険性を理解していてもなかなか完全に撤廃するのは難しいです。
私も月に1〜2回くらいはハムやベーコンなどの加工肉を買います。
その時は、食品表示を必ずチェックして、発色剤(亜硝酸Na)が添加されていないものを選びます。
食品表示をチェックしなくても、明らかに色が悪いので分かりますw
スーパーに鮮やかなベーコンやハムが並ぶ隅に、発色剤なしの色が悪いものがポツリ。
地方に住んでいるからか、このメーカーのものしか売られていないので愛用しています。
サラダチキンを自分で作る
ハムやベーコン、ソーセージなどは気軽に使え、貴重なタンパク源として重宝していました。
今は少し面倒ですが、自分でサラダチキンを作り、サラダと一緒に食べたりしています。
サラダチキンを作る時も、市販の調味料はなるべく使わず、自家製の塩麹とブラックペッパー、ハーブを使えば十分美味しくできます。
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