主人が目撃した時に衝撃を受け、以来「泊まりたい泊まりたい」と懇願していたホテル川久。
変わったもの好きである主人の念願叶って、ホテル川久に泊まりに行くことができました。
外観だけでなく、ホテル内もバブリーというかなんというか・・・
他にはない豪華で変わったホテルをご紹介します。
ホテル川久・・・それは何の前触れもなく、突如現れます。
周りの景色とのミスマッチ感がありすぎて戸惑います。
門を潜るともうそこは異国。
中国を連想させる門構えに・・・
左右の塔には2羽のうさぎさん・・・w
ん?東洋?それとも西洋?
オレンジの屋根は老中黄の瑠璃瓦が使われています。
中国北京の紫禁城と同じ、皇帝以外で使うことが許されなかった瓦が、長い歴史上唯一ホテル川久に47万使われています。
川久ホテルを建てた方は、皇帝並みの権力者?
うさぎさんは、彫刻家バリー・フラナガン氏によるブロンズ像。
城壁の煉瓦はイギリスIBSTOK社製73種類140万個の煉瓦を使用。
バリー・フラナガンさんとかIBSTOK社のことは存じ上げておりませんが、半端ないホテルであることは察知できます。
そう、ホテル川久は1991年のバブル絶頂期に、総工費400億で建てられたホテルなんです。
1991年開業当初は会員制で、会員権は2000万円w
庶民は川久ローンを組まないと泊まれません・・・
その後数年で経営破綻し、現在はリーズナブルな金額で宿泊できます。
それでは贅の限りを尽くした建物の中に入っていきます。
ロビーはどこかの舞踏会会場ですか!?状態。
しかし、舞踏会なんて開催されません。
ここで私たちがしたことを申し上げておくと、ロビーの隅っこでチェックインとチェックアウトをしたのみw
まず、ピカピカした天井には22.5金が使われています。
ヴェルサイユ宮殿の修復工事を手がけたフランス金箔職人、ロベールゴアール氏の作品。
5cm四方の金箔を1枚ずつ貼り付けています。
「僕が貼ったらしわしわになりそうだぁ」と主人がボソリw
几帳面なお方でもこれだけの面積に「金箔を貼れ〜!」と命ぜられたら、首は痛くなるし目はチカチカするし、頭がおかしくなって、私なら22.5金の金箔シートを持って逃亡しますw
ロベールゴアールさん、頑張り屋さんです。
努力の甲斐あって、2020年には金箔表面積で世界No1ということでギネス記録にも登録されました。
そして両脇には大理石のような大きな柱。
ドイツの工法「シュトゥックマーモア」と呼ばれる漆喰大理石の柱になります。
1本1億円也w
高級なお品でも盗まれる心配はなさそうです。
ローマモザイクの床は、イタリアの職人が3年かけて一つひとつ手作業で埋め込んでいます。
スケールが半端なく、とてもブラックな労働環境に感じます・・・w
柱の脇には豪華なチェックインデスクが並びます。
こんなに素敵な?豪華な?ライトが置いてあるデスクでチェックインです。
お部屋に入室できる15時まで、ウェルカムドリンクを頂きながら待ちます。
ウイスキー、日本酒、炭酸水、紀州梅ジュース、フルーツウォーターが準備されています。
おつまみは、グリンピース菓子、ミックスキャンディ、ジャイアントコーン、チョコ、柿の種です。
15時になったので部屋へ向かいます。
お部屋への案内はないので、自分達だけで行ってきま〜す。
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