【甘酒】甘酒にはダイエット効果あり!?

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今回の記事はこんな方にオススメ

甘酒のダイエット効果について知りたい

甘酒のダイエット効果について言われているのは、「ビタミンB群が含まれていて代謝がアップする」「豊富に含まれるアミノ酸が筋肉量を増やし、代謝がアップする」「食物繊維が豊富で便秘解消効果がある」「甘酒を飲むと満腹感が得られる」といったところでしょうか。

それぞれについて、甘酒にはダイエット効果があるのか考えてみます。

ビタミンB群で代謝アップ!?

甘酒に含まれるビタミンB群が、脂質・糖質・タンパク質の代謝を促進すると言われています。

糖質の代謝ビタミンB1
タンパク質の代謝ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12
脂質の代謝ビタミンB2

確かにビタミンB群は代謝には大切なビタミンです。

しかし、甘酒のビタミンB群含有量は少なめ

甘酒100g当たり1日の成人推奨摂取量多く含む食品(100g当たり)
ビタミンB10.01mg約1.0mg豚ヒレ肉1.32mg
たらこ0.71mg
うなぎ0.75mg
カシューナッツ0.54mg
ビタミンB20.03mg約1.5mgアーモンド1.06mg
カマンベールチーズ0.48mg
全卵0.43mg
マイタケ0.19mg
ビタミンB60.02mg約1.2mgニンニク1.53mg
ピスタチオ1.22mg
酒粕0.94mg
マグロ(赤身)0.85mg
鶏ささみ0.62mg
ごま(乾)0.60mg
バナナ0.38mg
ビタミンB12未測定2.4μgシジミ68.4μg
焼きのり57.6μg
アサリ52.4μg
サンマ16.2μg

甘酒を飲むことで栄養素を効率よくエネルギーに変え、脂肪の蓄積を防ぐかは疑問です。

アミノ酸で代謝アップ!?

甘酒には必須アミノ酸が含まれていて、タンパク質を合成、ひいては筋肉量を増やし代謝アップとも言われています。

アミノ酸とは、タンパク質を構成する成分。

自然界には約500種類のアミノ酸があり、このうち私たちの体を作るのに必要なのが20種類。

人のタンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、体内で十分に合成できない必須アミノ酸が9種類、体内で合成できる非必須アミノ酸が11種類あります。

甘酒には、体で十分量合成できない必須アミノ酸が含まれているのは魅力的です。

しかし、甘酒100gに含まれるタンパク質量は1.7g程度なので、必須アミノ酸が含まれていたとしても量は少なそう・・・

そもそも甘酒の原料である精白米にはリジンという必須アミノ酸が少なく、アミノ酸スコアが60くらいと良くありません。

甘酒に含まれる程度のアミノ酸摂取で筋力アップするかは疑問です。

食物繊維豊富で便秘改善!?

甘酒には食物繊維が豊富で便秘を解消と言われています。

しかし、甘酒100gに含まれる食物繊維は0.4g程。

成人の推奨食物繊維摂取量(一日)が約20gなので、便秘解消に役立つ含有量なのかなぁと言った感じです。

甘酒には他にもオリゴ糖が含まれていまして、それが善玉菌のエサとなり腸内環境を改善し、便秘解消に役立つとも言われています。

甘酒がどの程度便秘改善に効くかは分かりませんが、私は発酵食品中心の食事にしたところ、週に2回くらいの排便が、1日2回の排便習慣に改善しました。

小麦を食べないなど他にもいろいろと気をつけてはいますが、発酵食品が便秘改善にいいというのは体感しています。

満腹感が得られる!?

甘酒に含まれるブドウ糖で満腹感が得られやすくなると言われています。

実際、果糖は食欲を促進し、ブドウ糖は食欲を抑制すると思います。

「果糖なんて果物に含まれているんでしょ?」「果物はあまり食べないから大丈夫」と思われるかもしれません。

しかし、お砂糖(ショ糖)は果糖とブドウ糖が一分子ずつ結合した二糖類になります。

お料理に砂糖を使ったり、お菓子を食べると、知らず知らずの内に果糖を摂取していることになります。

また、果糖ブドウ糖液糖というカタチでも果糖をとっています。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、本当に身近にウジャウジャしています。

例えばドレッシングや甘みの付いた調味料、ジュース、缶酎ハイの原材料名を見ていただくと、果糖ブドウ糖液糖と表示されていると思います。

では、果糖とブドウ糖の代謝についてです。

果糖は代謝の過程で脂肪になりやすいです。

ブドウ糖は、筋肉へも取り込まれグリコーゲンとして蓄えられるので、果糖と比べると太りにくいです。

果糖は、食欲抑制ホルモンの分泌(GLP-1、GIP、PYY))を抑制し、食欲促進ホルモン(グレリン)の分泌を促進してしまうので、食欲を高めてしまう性質があります。

ブドウ糖を摂取すると食欲抑制ホルモン(GLP-1、GIP、PYY)の分泌を高め、食欲促進ホルモン(グレリン)の分泌を抑制し、ホルモンの働きで満腹感を感じられます。

甘酒も糖質があるので積極的に摂ろうとは思いませんが、お料理やヨーグルトの甘みを付けるくらいで使っていこうかなぁと思います。

まとめ

甘酒のダイエット効果、「ビタミンB群が含まれていて代謝がアップする」「豊富に含まれるアミノ酸が筋肉量を増やし、代謝がアップする」「食物繊維が豊富で便秘解消効果がある」「甘酒を飲むと満腹感が得られる」について考えてみました。

「甘酒を飲むと満腹感が得られる」については、効果があるのかなぁとは思います。

しかし、糖質以外にも満腹感を得る方法はあるので、わざわざ甘酒を積極的に摂取しようとは思いません。

お料理などの甘みを付けるときに、お砂糖を使うくらいなら甘酒を活用していこうかなくらいのスタンスでいます。

甘みを付けるのもラカントなど使えば0kcalなんですが・・・

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