今回は、甘酒を使ったほうれん草の胡麻和えをご紹介します。
自家製の甘酒をたくさん作って、ドリンク以外で料理へも活用してみたいと思いますよね。
前半で、甘酒を使ったほうれん草のごま和えについて、後半で、甘酒を料理へ使うときのポイントやゴマの効果についてお伝えします。
レシピ
ほうれん草を茹でて切って、調味料と混ぜるだけの簡単レシピです。
材料
ほうれん草 1束
Aすりごま 大さじ5
A醤油 小さじ2
A甘酒 大さじ2〜3
作り方
①ほうれん草を茹でて食べやすい大きさに切る
②ほうれん草とAの調味料を混ぜる
左がレシピ通り甘酒で作ったもの、右が甘酒の代わりにお砂糖と味醂で作ったものになります。
甘酒で作ったものの方が、甘酒のどろっとしたテクスチャーのおかげで、ほうれん草に絡みやすくしっとりと仕上がります。
ポイント
ポイントは3つです。
甘酒の特徴を活かして砂糖の代用をする
甘酒はドロっとしたテクスチャーのため、どのような料理でも砂糖の代用として使うのは難しいです。
砂糖の代用として使う甘酒は、ドロっとしたテクスチャーのものの方が使いやすいと思います。
自家製のものであれば水分を加減してテクスチャーの調節が可能ですが、市販品は飲料として売られているため、お砂糖の代用として使うのは難しいかもしれません。
また、砂糖の糖度は99%に対して甘酒の糖度は20〜40%くらいしかないため、砂糖よりも多めに甘酒を入れる必要があります。
その点、ゴマ和えはドロっとした甘酒を多めに入れることで、調味液が食材に絡みやすくしっとりと美味しく仕上がります。
ほうれん草は根元まで食べる
ほうれん草の根元の赤い部分って捨ててしまうことが多いですよね。
実は、この赤い部分には、骨の形成を助けるマンガンが豊富に含まれています。
捨てずに調理して食べるのがオススメです。
ゴマはすり潰す
ゴマにはゴマリグナンという物質が含まれています。
ゴマリグナンとは、セサミン、セサモリン、セサミノールなどゴマに含まれる成分の総称です。
これらには高い抗酸化力、抗糖化力があり、アンチエイジング効果が期待できます。
また、スプーン2杯分のゴマには、牛乳1本分のカルシウム、豆腐1/3丁分のタンパク質、ほうれん草100g分の鉄分、生わかめ70g分の食物繊維が含まれており、栄養豊富なんです。
ゴマは殻に包まれているので、そのまま食べると消化吸収されずに排泄されるので、すり潰して食べることで栄養を吸収しやすくなります。
ゴマ和えをすり潰さずに作る方はいないとは思いますが・・・w
まとめ
甘酒を使ったほうれん草のごま和えのレシピをご紹介しました。
甘酒を砂糖の代用としてお料理に使う場合は自家製のドロっとしたテクスチャーのものが使いやすく、使い方にもちょっとしたコツが入ります。
その特徴を生かすことでお料理が美味しくなります。
また、ちょっとした知識で野菜からたくさんの栄養を摂ることができるので、ほうれん草は根元まで、ゴマはすり潰して作ってみてください。
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