2016年、築100年を超える古民家を改装してできた「蕎麦 穂乃香」。
場所は、金沢市金市町、東金沢エリア。
蓮根の生産農家さんをリノベーションしただけあって、蓮根畑に囲まれた長閑な場所。
しかし、ナビで設定して近くまで行けば大きな看板も見えますし、すんなり到着できます。
到着すると、店舗前には10〜12台ほどの駐車場があります。
半分以上はレンタカーや県外ナンバー。
北海道ナンバーの方もいらっしゃいました。
昔ながらの一軒家といった感じで、実家を思い出します。
看板や暖簾もいい味を出しています。
土間で靴を脱いで入店します。
14時ごろの到着でしたが、幸い待ち時間はなく、そのまま中へ案内されます。
しかし、その後すぐに満席になり、お待ちのお客さんもいらっしゃいました。
食べるスペースはこちらのみで、厨房の様子や他の屋敷の様子は分かりません。
2間続きの座敷は、欄間や床の間など古民家の特徴を残したままリノベーションされていますが、古臭さはなく清潔感があります。
席は、4人掛け座卓1つ、2人掛け座卓6つ、3人掛けテーブル席2つ、縁側の4人掛け座卓1つ、縁側の2人掛け座卓1つで、お客さんの人数に合わせて座卓をフレキブルに配置していました。
私たちはお庭が見える縁側の丸い座卓に通されました。
すぐに蕎麦茶と揚げ蕎麦が出されます。
メニューは、お目当てだった鯖寿司と期間限定トマトそばは既に売り切れ。
主人は季節の蕎麦御膳フルサイズ(2,250円)、私は天せいろ(1,650円)を注文。
他のお客さんは5組くらいで、お食事の提供を待っているのは内2組くらいでしたが、注文から30分弱くらい待ちました。
蕎麦御膳
天せいろ
蕎麦は、福井県今庄産のそばを使った9割蕎麦。
ホシも入っている、太すぎない田舎そば風。
蕎麦はツヤツヤ、コシがありますが、蕎麦の風味は薄めかな?
新そばの時期でもないですし仕方ないのかもしれません。
天ぷらはカラッと揚がっていて美味しい。
最後に蕎麦御膳のデザートわらび餅と蕎麦湯が出されます。
蕎麦湯は透き通っていて、粘りが少なくサラサラした感じです。
テイクアウトでは、メニューになかった親子丼があり興味をそそられますが、お腹がパンパン。
ボリュームもあり、ゆったりとくつろげるお店で大満足でした。
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