【老ける食べ物】AGEsとは

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食事・料理
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AGEs(終末糖化産物)という言葉聞いたことありますか?

あまり聞きなれない言葉かと思いますが、普段口にするあらゆる食品に含まれています

今日も知らず知らずのうちに摂取し、体が老化してます。

老化といってもただシミシワができて老けて見えるだけでなく、認知症動脈硬化骨粗鬆症がん糖尿病にも関係します。

前半でAGEsとその恐ろしさについて、後半でその減らし方についてまとめました。

AGEs(終末糖化産物)とは

AGEsは、糖分子がタンパク質、脂質、アミノ酸に結合する糖化反応の過程で生み出されます。

AGEsのせいでタンパク質の繊維はゆがみ、硬くなってしまいます。

タンパク質とは、私たちの筋肉・内臓・神経など、人体を作る材料です。

それが変性してしまうとは、どういうことでしょうか。

AGEs(終末糖化産物)の恐ろしさ

糖化したタンパク質は、その機能が鈍くなってしまいます。

タンパク質はいったん糖化されるとフリーラジカルの産生が50倍にも増えます。

これがきっかけで細胞の機能が失われ、最終的に細胞は死んでしまい、体のさまざまな組織が破壊され老化現象が進んでいきます。

AGEsが蓄積すると

●皮膚に蓄積  シミ、シワ

●腎臓に蓄積  腎症

●血管に蓄積  動脈硬化

●骨に蓄積   骨粗鬆症
その他にもこのような病気にも影響

●脳梗塞

●心筋梗塞

●糖尿病

●アルツハイマー

●ガン

AGEs(終末糖化産物)の多い食品

AGEsは、糖質の多い食品が高温調理されると発生します。

AGEsの多い食品

●フライドポテト

●ポテトチップス

●ドーナッツ

●パンケーキ

●唐揚げ

●フライドチキン

●ローストビーフ

フライドポテトやポテトチップスはアクリルアミドが桁違いに含まれているので危険です。

AGEsは100種類以上ありますが、中でも超悪玉AGEがアクリルアミドです。

これは農林水産省も認める発がん性がある有害物質です。

ジャガイモやトウモロコシなど糖質を多く含む食品を高温で加熱すると発生します。

ドーナッツも悪魔の食べ物です。

たくさんの糖質を高温で揚げるので、AGEsが発生しています。

さらに、市販のドーナツには、精製された砂糖と小麦粉、揚げ油にトランス脂肪酸が使われてる可能性が非常に高いです。

外食で使われている揚げ油には、トランス脂肪酸が多く使われています。

トランス脂肪酸はWHOもその危険性を認めており、多くの欧米諸国では使用が禁止されていますが、日本ではほとんど規制されていません。

トランス脂肪酸の危険性について詳しくは【トランス脂肪酸は危険】マーガリンをやめてグラスフェッドバターに変えてみたをご覧ください。

AGEsを増やす調理法

●高温で調理するほどAGEsは増加

●次の順にAGEsは増える
 生
 ↓
 茹でる
 ↓
 蒸す
 ↓
 焼く
 ↓
 揚げる

AGEs(終末糖化産物)の減らし方

体内に入ってきたAGEsの約10%が体内に吸収され、そのうち0.6〜0.7%が長期にわたって体内に残ると考えられています。

少量に感じるかもしれませんが、AGEsは体外に排出されにくく、毎食少しずつ蓄積されていきます。

AGEsを溜めないためには、糖質の摂り過ぎを避け、余分な糖質をなくすことが大切です。

AGEsを減らす方法

●お菓子をミックスナッツに変える

●ジュースをお茶や水に変える

●ビタミンB群を摂る
・ビタミンB1は体内で糖化を抑制
・ビタミンB6はAGEs値を低下

●ウォーキングをする
・食後するにウォーキングをすることで食後高血糖を防ぐ

●筋トレをする
・筋トレで筋肉量が増えると、筋肉に多くのグリコーゲンが溜められるようになり、インスリンが血糖値を下げる効果が高まる

高血糖はAGEs蓄積の元になるため、血糖値を上げないようにすることが大切です。

ヘモグロビンA1cが糖化タンパク質の指標

ヘモグロビンA1cで糖化タンパク質が測定できます。

ヘモグロビンA1cは90〜120日間の平均的な血糖コントロールを表してくれる、糖尿病患者の標準的な測定値です。

糖尿病でなくても、健康検診でごく普通に測られるため、聞いたことがある方は多いと思います。

このヘモグロビンA1cは、赤血球中のタンパク質で、酸素を運び、血糖と結びつきます。

普段の血糖値が高いと、ヘモグロビンと結合する糖の量が多くなり、ヘモグロビンA1cの値は高くなります。

『「いつものパン」があなたを殺す』の著者は、理想的なヘモグロビンA1cは4.8〜5.4としています。

日本糖尿病学会が出しているヘモグロビンA1cの目標値では、年齢や認知症の有無で細かく設定されています。

ちょうど春の検診結果が返ってきた頃だと思うので、ヘモグロビンA1cの値を見て、普段の食事を見直すきっかけになったら嬉しいです。

今回参考にした本です♪

糖質がなぜいけないかについて、人類進化学や生化学の観点からも詳しく書かれていてとても勉強になります。

体内で起きているメカニズムまで知りたい方にはおすすめです。

糖質全般について知ることができます。

見開き左のページは全て図解なので、分かりやすくサクサク読めます。

AGEsについて詳しく知ることができます。

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